COLLECTION PHOTO SESSION

Autumn Collection 2024
“Letter From Eden”

×JESSE (RIZE/The BONEZ)

“Letter from Eden”をコレクションテーマに掲げ
ロックやグランジをベースにしながら
そこにフラワーやフェミニンといった要素を織り交ぜて
ブランド独自のスタイルを提案する今季のglamb、
その世界観をJESSEをモデルに映し出した。

photo : Yuko Takakai
Hair&Make : sarara

glamb

Interview

昨年夏コレクションから再び、glambのモデルに立った理由をお教えください。
まず第一の前提として”仲間”だから、俺にとって”コラボレーション”をするときに大事にするところで。去年に引き続き今回のオファーをもらった時、ユニセックスやフェミニンなものも多いと聞いて、ぶっちゃけ『自分が普段着ないようななスタイルばっかりだとちょっとな…』とも思ったんだけど、実際、スタイリングの提案を見てみたら俺の好きなグランジのスタイルに合っている気がしたんです。ブランド名がglambっていうくらいだからもちろんグラムロックに寄った面もあったし。よく考えたらユニセックスっていうものは昔からあるもので、うちの親父なんて昔はお袋のシャツを着てライブしていたり、今なら女の子がTシャツとディッキーズにVANSを履いてタトゥーバッチバチで、ていうのもユニセックスだと思うんです。男と女というのは服で分けるっているより、その子が決めるものだからさ。glambの今回の洋服も俺が着たら、よりカッコよく提案できるんじゃないかな、と思ったから今回は有り難くオファーを受けさせてもらいました。
モデルを務めたシーズン以降、glambのアイテムを着用した感想や思い出などはありますか。
アロハシャツ(*)はよく着たかな〜。いつもはデニムにバンドTが多いんだけど、うちの息子があれを着ると喜んでくれるんですよ。
(*)GB0223/SH17 : Paradise Cosmic SH
40代中盤になられてThe BONEZで幕張メッセ公演を大成功、RIZEも再始動と精力的にご活動されています。glambもブランド歴が20年以上となり、初期や中期からのお客さまはアラフォーに差し掛かっています。彼らの世代にとってもJESSEさんのご活躍は憧れかと思います。もっとスローに活動していくという選択肢もあるかと思うのですが、さらに活動のアクセルを踏む原動力はどういったところにあるのでしょうか。
ずっと自分を試しているって事だと思うんです。本当に一からThe BONEZをはじめて、いろいろなことがあった10年を経て幕張メッセのステージに立てた。みんな人生の中で大なり小なり失敗するじゃん。けれど1度失敗したら終わりということがまかり通っちゃったら、失敗した人の人生はみんなつまらないものになってしまう。だから「失敗したけど幕張立てたぜ。俺今ここにいるぜ」と示せたことが俺にとってすごく自信にはなったかな。きっと5年後、俺はみんなが想像もできないようなことをいっぱいしていると思うんだよね。この勢いを止めず、まっすぐ行こうと思ってます。
勢いの源にはさまざまな方への思いがあるのですね。
今まで自分のエゴが第一で、自分がやりたいことをやってきたんだけど、今は100%、子どもに自慢できる親父でいたいっていうのが第一なんです。自分の子どもだけじゃなくて、すべての子どもに対して。とにかくFor Kids is my motivation。インスタグラムで繋がっているアフリカの孤児院があって、俺はそこに月83ドルを寄付していて、その金額で子どもたちの一か月分の食事を養えるみたいなんです。もしお金や時間にもっと余裕があったら、現地にTシャツのプリント工場だとか何か職を作って、彼らが自分たちでお金を稼げるようなシステムを作ってあげたいとも思います。それが原動力かな。
思いが自分の子どもだけではないところへと広がっているんですね。
もちろん自分の子どもにできた上で、できるだけ多くのキッズに広げたい。だって街を歩いている人だってみんな誰もが子どもだったわけで。成長して政治家になったりミュージシャンになったり。だから今の子どもたちをちゃんとフックアップして次の時代に繋げたいですね。
JESSEさんの活動はライブなら家族で入れる席があったり、グッズでもキッズウェアがあったりと子どもへの入り口が多くありますね。
きっとみんな生まれて死ぬまで自分の全うする人生は決まっている気が俺はしてて。けど途中の過程は変えられると思うんです。辿りつくところは結局一緒かもしれないけど、The BONEZやRIZE、俺を知ることによって、その過程を良い方向?楽しい方向?へ向けてもらえるんじないかなと思ってます。俺なんて大舞台ライブの前にスタッフに浣腸して指を折っちゃうヤツなんだけど、これだって子ども達にはもってこいなネタでしょ?!(笑)
glambはブランド20年以上となり常連の方の中にはお子さんがいる方も多くいます。父であることにやりがいを感じる一方、その責任や立場に苦労される方も多いと思います。JESSEさんはそうした部分についてはどうお感じになりますか? 例えば身近な光景になってしまいますが、glambの展示会でもいくつ洋服を買っていいかと奥様の顔色を伺いながら買い物をされているのもよく拝見しています(笑)。
基本嫁がすべて握ってるもんでしょ(笑)。それはもうどこの国でも絶対(笑)。Happy Wife, Happy Life。でもパパに自分らしくいてほしいと家族も思ってくれているはずだから、変に顔色を伺って云々というよりは普通にストレートに「俺マジこれ着るために生まれきたと思うんだよね」ってアピールしてみたり(笑)。「これを俺が着ないで誰が着んだよ」っていう自信がパートナーに伝わらなかったら、「そんな悩んでんだったらオムツ買ってよ」って言われても仕方ないんじゃないですかね?!(笑)
今季、glambは「楽園」をコレクションテーマにしています。JESSEさんにとっての楽園はどこですか。
(考え込んで)まだ行ったこともないけど、何一つ背伸びしないで、何一つ嘘つかないで、ごまかさないで、全部さらけ出して生きられる場所…かな。
JESSE (RIZE / The BONEZ)
1980年8月11日 東京都出身。 RIZE / The BONEZ のフロントマンとして活躍。1997年に金子ノブアキと RIZE を結成。2013年にはThe BONEZとしての活動も本格化する。アメリカンスクールで育ったバイリンガル。全身のタトゥーは強いメッセージやその歴史がアートとして刻まれており、”JESSE”としての生き様を体現している。結成10周年を迎えたThe BONEZとしては2024年4月6日に幕張メッセでのワンマンライブ ”SUNTOWN” を成功させ、同年6月からはRIZEとしての7年ぶりとなる全国ツアー “SOLU” の開催を控えている。